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5月 30 2012

■パートタイム労働法の方向性

6:58 PM 雇用均等

 第116回労働政策審議会雇用均等分科会にてパートタイム労働法の今後の気になる方向性が示されました。もっとも興味深いのは、パートタイム労働法第8条に定めている「差別的取扱いの禁止」に関して検討をされている事項です。

 

 現状の第8条の内容は、「①:職務内容と②:人材活用の仕組みや運用などが全雇用期間を通じて同じで、かつ③:契約期間が実質的に無期契約という3つの要件を満たすパートタイム労働者は、すべての待遇についてパートタイム労働者であることを理由に差別的に取り扱うことが禁止」というものです。

※短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律第8条・第9条はこちら(http://blog.goo.ne.jp/cpc-r

 

 これについて、労働政策審議会雇用均等分科会では「パートタイム労働法第8条については、3要件から無期労働契約要件を削除するとともに、職務の内容、人材活用の仕組み、その他の事情を考慮して不合理な相違が認められないとする法制を採ることが適当である」という方向性が示されました。

 3つの要件のうちひとつが削除をされる訳ですから、差別的取扱いの禁止の対象となるパートタイム労働者の範囲が広がったと認識しなくてはならないですね。また、有期労働契約法制の動きを意識したものになっていることが伺えますからこちらにも注目をしていかなくてはなりません。

 

 お客様の雇用保険の手続きや求人にまつわる情報の入手等で公共職業安定所に行った際にどのような求人が出されているか見ることがありますが、パートタイム労働者の求人が多いという印象を受けます。パートタイム労働者を雇用されているお客様は今後の方向性にご注目ください。

 

(労務管理資料お問い合わせ番号66:厚生労働省)

今後のパートタイム労働対策について(報告)(案)

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002bo2y-att/2r9852000002bocr.pdf

 

(労務管理資料お問い合わせ番号67:厚生労働省)

パートタイム労働法のあらまし(平成23年9月発行)

http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/06/dl/tp0605-1h.pdf

 

 

お問い合わせ:名古屋市中区大井町2-11 中部労務管理センター 電話番号:052-331-0844

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